「副業の収入が増えてきたけど、確定申告ってどうやるの?」
「マネーフォワード・freee・やよい、名前は聞くけど結局どれを選べばいいの?」
「簿記の知識ゼロでも使える?できるだけ安く済ませたい」
こんな疑問に答えるために、この記事では確定申告ソフトの定番3社(マネーフォワード クラウド確定申告・freee会計・やよいの青色申告 オンライン)を、料金・機能・サポート・向いている人で徹底比較します。
結論から言うと、選び方の目安は次の通りです。
- とにかく初年度のコストを抑えたい、まず1年試したい → やよいの青色申告 オンライン(初年度0円)
- 簿記の知識がなくても、質問に答えるだけで申告書を作りたい → freee会計
- 銀行・カードの明細を自動で取り込んで、記帳の手間を最小にしたい → マネーフォワード クラウド確定申告
それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
- 1. 結論:目的別のおすすめ比較表
- 2. そもそも確定申告ソフトは必要?手書きではダメ?
- 3. 副業でも確定申告は必要?20万円ルールの注意点
- 4. 確定申告ソフトを選ぶ5つの基準
- 5. マネーフォワード クラウド確定申告の特徴・料金・向いている人
- 6. freee会計の特徴・料金・向いている人
- 7. やよいの青色申告 オンラインの特徴・料金・向いている人
- 8. 料金を徹底比較:初年度と2年目で逆転する
- 9. 機能・サポートを徹底比較
- 10. タイプ別のおすすめ:あなたはどれ?
- 11. 副業の経費で計上できるもの・できないもの
- 12. 導入から申告までの5ステップ
- 13. よくある失敗と対策
- 14. まとめ:迷ったらこう選ぶ
- 15. よくある質問(FAQ)
1. 結論:目的別のおすすめ比較表
先に全体像がわかる比較表を出します。
| ソフト | 最安プランの料金 | 無料で使える範囲 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| マネーフォワード クラウド確定申告 | 月900円(年払い・パーソナルミニ) | 1ヶ月間の無料トライアル | 明細の自動取り込みで記帳を楽にしたい人 |
| freee会計 | 月980円(年払い・スターター) | 30日間の無料お試し | 簿記の知識ゼロから始めたい人 |
| やよいの青色申告 オンライン | 初年度0円(セルフプラン) | 初年度まるごと無料 | まず費用をかけずに1年試したい人 |
※料金はすべて税抜表記。2026年7月25日時点の各公式サイトの情報です。最新の料金・キャンペーンは必ず公式サイトでご確認ください。
3社とも「銀行やカードの明細を取り込んで、確定申告書まで作れる」という基本は同じです。違いが出るのは、初年度のコスト・簿記の知識が必要かどうか・サポートの手厚さの3点です。
2. そもそも確定申告ソフトは必要?手書きではダメ?
結論から言うと、副業でも本業でも、継続的に収入があるなら確定申告ソフトを使ったほうが早く・安全です。
理由は3つあります。
理由1: 青色申告の65万円控除は「複式簿記」が条件
節税効果が大きい青色申告特別控除(最大65万円)を受けるには、国税庁の定める要件を満たす必要があります。
| 控除額 | 主な要件 |
|---|---|
| 65万円 | 複式簿記での記帳+期限内申告に加えて、e-Taxでの電子申告または優良な電子帳簿保存のいずれか |
| 55万円 | 複式簿記での記帳+期限内の確定申告書提出 |
| 10万円 | 上記の要件を満たさない青色申告者 |
※国税庁「No.2072 青色申告特別控除」(2026年7月25日確認)にもとづく。
ポイントは、55万円・65万円の控除には「複式簿記」が必須という点です。複式簿記は、ひとつの取引を「借方」「貸方」の2面で記録する方式で、手書きやExcelでやろうとすると簿記の知識がかなり必要になります。
確定申告ソフトを使えば、「いつ・いくら・何に使ったか」を入力するだけで、裏側で自動的に複式簿記の仕訳が作られます。ここが最大の価値です。
理由2: e-Tax送信までソフト内で完結する
65万円控除の追加要件である「e-Taxでの電子申告」も、今回紹介する3社はすべてソフト内から対応できます。複式簿記で記帳していても、紙で提出すると控除は55万円にとどまります(優良な電子帳簿保存の要件を満たす場合を除く)。差額の10万円ぶん損をしないためにも、e-Taxに対応したソフトを使うのが実質的な前提になります。
理由3: 銀行・カードの明細を自動で取り込める
3社とも、銀行口座やクレジットカードを連携すると入出金明細を自動で取得し、勘定科目の候補まで提案してくれます。レシートを1枚ずつ手入力する作業がほぼなくなるので、月末の作業時間が大きく変わります。
3. 副業でも確定申告は必要?20万円ルールの注意点
会社員として給与をもらいながら副業をしている場合、よく言われるのが「副業所得が年20万円を超えたら確定申告が必要」というルールです。
ここで間違えやすいのが、「所得」は売上ではないという点です。
所得 = 売上 − 経費
たとえば副業の売上が年40万円でも、ツール代・書籍代・通信費などの経費が25万円あれば、所得は15万円。この場合は確定申告が不要になるケースがあります。
逆に言えば、経費をきちんと記録できているかどうかで、申告の要否や税額そのものが変わります。ここでも確定申告ソフトが効いてきます。
なお、20万円以下で所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は別途必要です。お住まいの自治体のルールを確認してください。判断に迷う場合は、税務署や税理士など専門家に相談するのが確実です。
これから副業を始める段階の方は、まず稼ぐ導線を作るところからで大丈夫です。AIを使った副業おすすめ7選で、初心者向けの選択肢をまとめています。
4. 確定申告ソフトを選ぶ5つの基準
3社を比較する前に、判断軸を整理しておきます。
- 料金:初年度と2年目以降で大きく変わる会社があります。「初年度だけ安い」に釣られないこと
- 簿記の知識が必要か:freeeは知識ゼロ前提の設計、マネーフォワードは簿記の考え方に沿った設計
- 消費税申告に対応しているか:インボイス登録をしている人は、最安プランでは足りないことがあります
- サポートの手厚さ:電話・チャットサポートの有無はプランによって違います
- 将来の拡張性:法人化や他の業務ソフトとの連携を見据えるか
特に見落としやすいのが3の消費税申告です。インボイス制度に登録して課税事業者になっている場合、各社の最安プランでは消費税申告ができないことがあるため、ひとつ上のプランが必要になります。
5. マネーフォワード クラウド確定申告の特徴・料金・向いている人
5-1. マネーフォワード クラウド確定申告とは
マネーフォワード クラウド確定申告は、家計簿アプリで知られるマネーフォワードが提供する個人事業主向けの確定申告ソフトです。
最大の特徴は、銀行・クレジットカード・電子マネーなどの明細を自動で取り込んで仕訳にする機能の強さです。同社は家計簿アプリで金融機関との連携を長く手がけてきた会社なので、この領域の作り込みに定評があります。
- 口座・カードを登録しておけば、明細が自動で取り込まれ、勘定科目の候補も提案される
- 簿記の考え方に沿った画面設計なので、簿記を学びながら使いたい人やすでに知識がある人と相性がよい
- 請求書・経費精算など、マネーフォワードの他サービスとつなげて業務全体を効率化できる
5-2. マネーフォワード クラウド確定申告の料金
プランは3つです。
| プラン | 年払い(月あたり) | 月払い | 消費税申告 | 電話サポート |
|---|---|---|---|---|
| パーソナルミニ | 900円 | 1,280円 | × | × |
| パーソナル | 1,280円 | 1,680円 | ○ | × |
| パーソナルプラス | 2,980円(年払いのみ) | ― | ○ | ○ |
※すべて税抜。2026年7月25日時点の公式サイト情報。
1ヶ月間の無料トライアルがあり、クレジットカードの登録なしで試せます(1事業者につき1回)。自動更新もされないので、「合わなかったらそのまま終了」でOKです。
プラン選びの目安はこうなります。
- インボイス登録をしていない、シンプルな副業 → パーソナルミニ(月900円)で十分
- インボイス登録済み・消費税申告が必要 → パーソナル(月1,280円)
- 電話で相談しながら進めたい → パーソナルプラス(月2,980円)
なお、パーソナルミニは証憑(レシートなどの保存書類)が1,000件まで、レシート撮影の無料枠が月15件までという制限があります。取引量が多い人はパーソナル以上が安心です。
📌 記帳の手間を最小にしたい人へ
銀行・カードの明細を自動で取り込んで、勘定科目まで提案してくれるので、月末の記帳作業が大幅に短縮できます。1ヶ月間の無料トライアルはクレジットカード登録なしで試せます。
マネーフォワード クラウド確定申告を無料で試してみる
5-3. 向いている人・向いていない人
向いている人
- 銀行口座やクレジットカードでの取引が多い人
- 簿記の知識がある、またはこれから学びたい人
- 将来的に法人化や事業拡大を見据えている人
向いていない人
- 簿記の用語(借方・貸方・勘定科目)にまったく触れたくない人
- 初年度のコストを完全にゼロにしたい人
6. freee会計の特徴・料金・向いている人
6-1. freee会計とは
freee会計は、簿記の知識がない人でも確定申告書を作れることを最優先に設計されたソフトです。
一般的な会計ソフトが「仕訳を入力する」画面なのに対し、freeeは「この支払いは何ですか?」という質問に答えていくと、裏側で自動的に仕訳が作られる形式になっています。
- 簿記用語をほとんど知らなくても操作できる
- スマホアプリの完成度が高く、外出先でもレシート撮影や取引登録ができる
- 確定申告書の作成も、質問に答えていくステップ形式
そのぶん、簿記の教科書とは画面の作りが違うので、すでに簿記を学んだ人には独特に感じられることがあります。ここは好みが分かれるポイントです。
6-2. freee会計の料金
個人事業主向けは4プランです。
| プラン | 年払い(月あたり) | 月払い | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スターター | 980円 | 1,780円 | 確定申告に必要な機能一式 |
| スタンダード | 1,980円 | 2,980円 | 消費税申告に対応 |
| プレミアム | 3,316円(年払いのみ) | ― | 電話サポート・税務調査サポート |
| 入力おまかせ | 4,150円(年払いのみ) | ― | 入力・仕訳作業の代行付き |
※すべて税抜。2026年7月25日時点の公式サイト情報。
30日間の無料お試しがあり、メールアドレスのみで登録でき、クレジットカードの登録は不要です。
注意したいのは、消費税申告に対応するのがスタンダード(月1,980円)からという点です。インボイス登録済みの方は、実質的にスタンダードが下限になります。この場合、マネーフォワードのパーソナル(月1,280円)と比べると年間で約8,400円の差が出ます。
一方で、記帳をまるごと外注できる「入力おまかせ」プランがあるのはfreeeならではです。本業が忙しく、記帳の時間そのものを買いたい人には選択肢になります。
6-3. 向いている人・向いていない人
向いている人
- 簿記の知識がまったくなく、これからも学ぶ予定がない人
- スマホ中心で経理を済ませたい人
- 記帳作業そのものを外注したい人(入力おまかせプラン)
向いていない人
- 消費税申告が必要で、かつ料金を抑えたい人
- 簿記の教科書どおりの画面で操作したい人
7. やよいの青色申告 オンラインの特徴・料金・向いている人
7-1. やよいの青色申告 オンラインとは
やよいの青色申告 オンラインは、会計ソフト「弥生シリーズ」で長い実績を持つ弥生株式会社のクラウド版です。
最大の武器は、初年度が無料になるキャンペーンです。他社の無料期間が1ヶ月〜30日なのに対し、やよいは1年分まるごと0円。確定申告は年に一度のイベントなので、「初年度無料 = 最初の確定申告を1円もかけずに終えられる」ことを意味します。
- セルフプラン・ベーシックプランは初年度0円(2027年3月15日までのキャンペーン)
- 全プランで機能は同一。違うのはサポート範囲だけ
- 電話・メール・チャット・画面共有と、サポートの手段が幅広い
7-2. やよいの青色申告 オンラインの料金
| プラン | 初年度 | 次年度以降(年額) | サポート内容 |
|---|---|---|---|
| セルフプラン | 0円 | 11,800円 | WebFAQ・福利厚生サービス |
| ベーシックプラン | 0円 | 22,800円 | +操作質問(電話・メール・チャット・画面共有) |
| トータルプラン | 19,800円(半額) | 39,600円 | +業務相談(仕訳・経理・確定申告の相談) |
※すべて税抜。2026年7月25日時点の公式サイト情報。初年度無償・半額キャンペーンは2027年3月15日まで。
ここで押さえておきたいのは、セルフプランとベーシックプランは、初年度はどちらも0円という点です。機能に差はなくサポート範囲だけの違いなので、初年度は迷わずベーシックプランを選んでおくのが合理的です。無料期間中に操作サポートまで受けられます。
ただし、2年目以降は料金が発生します。ベーシックプランなら年22,800円(月あたり約1,900円)となり、マネーフォワードのパーソナル(年15,360円)やfreeeスターター(年11,760円)より高くなります。
1年使ってみて、2年目に他社へ乗り換えるか、セルフプランに落とすかを判断するという使い方が現実的です。
7-3. 向いている人・向いていない人
向いている人
- 今年はじめて確定申告をする人
- とにかく初期費用をゼロにしたい人
- 電話や画面共有で操作を教えてほしい人
向いていない人
- 2年目以降のトータルコストを重視する人
- 最初から長く同じソフトを使い続けたい人
8. 料金を徹底比較:初年度と2年目で逆転する
3社の料金を、同じ条件で並べてみます。ここでは消費税申告なし(インボイス未登録)の副業ワーカーを想定し、各社の最安構成で比較します。
| ソフト | 初年度の総額 | 2年目の総額 | 2年間合計 |
|---|---|---|---|
| マネーフォワード(パーソナルミニ・年払い) | 10,800円 | 10,800円 | 21,600円 |
| freee(スターター・年払い) | 11,760円 | 11,760円 | 23,520円 |
| やよい(ベーシック→セルフに変更) | 0円 | 11,800円 | 11,800円 |
| やよい(ベーシック継続) | 0円 | 22,800円 | 22,800円 |
※すべて税抜。無料トライアル期間は考慮せず、年額で単純比較。
2年間で見ると、やよいで初年度無料 → 2年目にセルフプランへ変更するのが最安になります。一方、3年目以降も同じソフトを使い続ける前提なら、マネーフォワードのパーソナルミニ(年10,800円)が最も安く落ち着きます。
次に、インボイス登録済み(消費税申告が必要)の場合も見ておきます。
| ソフト | 該当プラン | 年額 |
|---|---|---|
| マネーフォワード | パーソナル(年払い) | 15,360円 |
| freee | スタンダード(年払い) | 23,760円 |
| やよい | セルフプラン | 11,800円(初年度0円) |
※すべて税抜。
消費税申告が必要な場合、freeeだけ料金が一段跳ね上がる点は要注意です。やよいは全プランで機能が同じなので、消費税申告もセルフプランのまま対応できます。
9. 機能・サポートを徹底比較
料金以外の部分も並べておきます。
| 項目 | マネーフォワード | freee | やよい |
|---|---|---|---|
| 簿記の知識 | あると使いやすい | 不要な設計 | 中間(弥生の画面設計) |
| 明細の自動取込 | ◎ | ○ | ○ |
| スマホアプリ | ○ | ◎ | ○ |
| 消費税申告 | パーソナル以上 | スタンダード以上 | 全プラン対応 |
| 電話サポート | パーソナルプラス | プレミアム | ベーシック以上 |
| 無料で試せる期間 | 1ヶ月 | 30日間 | 初年度1年間 |
| 記帳の代行 | ― | 入力おまかせプラン | ― |
※2026年7月25日時点の各公式サイト情報にもとづく。
表にすると、それぞれ主張がはっきり違うのがわかります。
- マネーフォワード = 自動取込の強さ
- freee = 簿記知識ゼロでも使える設計と、記帳代行という逃げ道
- やよい = 初年度無料とサポートの手厚さ
10. タイプ別のおすすめ:あなたはどれ?
ここまでを踏まえて、状況別の結論をまとめます。
タイプA: 今年はじめて確定申告する会社員の副業ワーカー
→ やよいの青色申告 オンライン(ベーシックプラン・初年度0円)
初年度のコストがゼロで、しかも操作サポートまで受けられます。はじめての確定申告は「そもそも何がわからないかわからない」状態になりやすいので、人に聞ける環境を無料で確保できるメリットは大きいです。2年目に他社へ乗り換えるか判断すればOKです。
タイプB: 簿記の知識がゼロで、これからも学ぶ気はない
→ freee会計(スタータープラン)
質問に答えるだけで申告書ができる設計は、やはりfreeeが一番徹底しています。「簿記の勉強に時間を使いたくない、とにかく終わらせたい」という人向けです。
タイプC: 取引量が多い、または長く使い続ける前提
→ マネーフォワード クラウド確定申告(パーソナルミニ or パーソナル)
明細の自動取込が強く、年10,800円(税抜)という継続コストの安さも効いてきます。事業を伸ばしていく前提なら、請求書や経費精算など同社の他サービスとつなげられる拡張性も利点です。
タイプD: インボイス登録済みで、料金も抑えたい
→ マネーフォワード クラウド確定申告(パーソナル)または やよい(セルフプラン)
freeeは消費税申告にスタンダード(年23,760円)が必要なため、この条件ではコスト面で不利になります。
📚 あわせて読みたい:確定申告の基本を体系的に押さえておきたい方は、書籍で一度通しておくと理解が早いです。
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11. 副業の経費で計上できるもの・できないもの
ソフトを導入したら、次は「何を経費にできるか」です。副業でよくある項目を整理します。
経費にできる可能性が高いもの
- AIツールの利用料(ChatGPT Plus、Canva Proなど)
- パソコン・周辺機器(金額により減価償却が必要)
- 書籍・オンライン講座などの学習費用
- 通信費・光熱費のうち、事業に使った割合分(家事按分)
- 外注費(デザインやライティングを人に依頼した費用)
経費にできないもの
- プライベートで使った分
- 生計を同じくする家族への給与(青色事業専従者給与の届出がある場合を除く)
- 所得税・住民税そのもの
特に見落としやすいのが外注費です。ロゴ制作や記事執筆を外注した費用は経費になりますし、外注することで自分は本業に時間を使えます。
📌 外注を検討している方へ
ココナラなら、デザイン・ライティング・動画編集などを個人単位で依頼できます。相場感を見るだけでも、自分の作業を外注すべきかの判断材料になります。
ココナラで外注の相場を見てみる
なお、ココナラは「依頼する側」だけでなく「出品する側」としても使えます。詳しくはココナラでAI副業を始める方法で解説しています。
家事按分の割合など、判断が微妙なものは税務署や税理士に確認するのが確実です。この記事は一般的な情報の紹介であり、個別の税務判断を保証するものではありません。
12. 導入から申告までの5ステップ
はじめての人向けに、実際の流れを整理します。
STEP1: 開業届と青色申告承認申請書を出す(青色申告する場合)
青色申告をするには、原則としてその年の3月15日まで(新規開業なら開業から2ヶ月以内)に「青色申告承認申請書」の提出が必要です。この提出を忘れると、その年は白色申告になります。
STEP2: 確定申告ソフトを契約し、口座・カードを連携する
無料期間のあるうちに、事業で使っている銀行口座とクレジットカードを連携しておきます。ここを最初にやっておくと、あとの作業が一気に楽になります。
STEP3: 事業用とプライベートの支払いを分ける
可能なら、事業用の口座とカードを分けておくのがおすすめです。分けておくと、連携した明細がほぼそのまま経費になり、仕分けの手間が激減します。
STEP4: 月に一度、取り込まれた明細を確認する
自動取込は完璧ではないので、勘定科目の候補が正しいかを月イチでチェックします。ここを溜めると、2月に地獄を見ます。
STEP5: 申告期間にe-Taxで提出する
確定申告の期間は、原則として翌年2月16日〜3月15日です(土日祝日の関係で前後することがあります)。65万円控除を狙うなら、紙ではなくe-Taxでの提出が必要です。マイナンバーカードとスマホがあれば対応できます。
13. よくある失敗と対策
失敗1: 「初年度無料」だけで選んで、2年目に高くつく
やよいの初年度0円は強力ですが、ベーシックプランを継続すると年22,800円です。1年使った時点で、継続するかセルフに落とすか乗り換えるかを必ず判断しましょう。
失敗2: インボイス登録済みなのに、消費税申告できないプランを契約
freeeスターター・マネーフォワードのパーソナルミニは消費税申告に対応していません。契約前に自分が課税事業者かどうかを確認してください。
失敗3: 12月まで記帳を放置する
一番多い失敗です。1年分のレシートを2月にまとめて処理するのは、想像の3倍しんどいです。月末に30分だけ確認する習慣を作れば、確定申告は数時間で終わります。
失敗4: 青色申告承認申請書を出し忘れる
ソフトを契約しても、申請書を出していなければ青色申告はできません。ソフト導入とセットで手続きを済ませてください。
14. まとめ:迷ったらこう選ぶ
3社の結論をもう一度整理します。
- 今年はじめて確定申告する / 初期費用ゼロにしたい → やよいの青色申告 オンライン(初年度0円)
- 簿記の知識がゼロ / スマホ中心で済ませたい → freee会計(スターター)
- 記帳を自動化したい / 長く使う前提 / インボイス登録済み → マネーフォワード クラウド確定申告
どれを選んでも、手書きやExcelで複式簿記に挑むより圧倒的に速いのは間違いありません。まずは無料期間を使って、実際の画面を触ってみるのが一番確実です。
3社とも無料で試せるので、同じ月の明細を2社に取り込んでみて、しっくりくるほうを選ぶという比べ方もおすすめです。
📌 まず1ヶ月無料で試してみる
マネーフォワード クラウド確定申告は、クレジットカード登録なしで1ヶ月間の無料トライアルが使えます。自動更新もないので、合わなければそのまま終了できます。入力したデータは、そのまま有料プランに引き継げます。
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確定申告の準備が整ったら、次は収入を伸ばすフェーズです。ChatGPTで副業を始める方法やCanvaで副業を始める方法で、月1万円までのロードマップを解説しています。案件の取り方を知りたい方はAI副業におすすめのクラウドソーシングサイト比較もあわせてどうぞ。
15. よくある質問(FAQ)
Q1. 白色申告なら確定申告ソフトは不要ですか?
白色申告でも、単式簿記での記帳と帳簿の保存は義務です。ソフトを使えば集計ミスを防げますし、やよいには「やよいの白色申告 オンライン」という白色専用のサービスもあります。ただ、同じ手間をかけるなら青色申告にしたほうが控除額のぶん有利なので、これから始めるなら青色申告をおすすめします。
Q2. 年の途中でソフトを乗り換えられますか?
可能です。ただし、それまでのデータを移す作業が発生します。多くのソフトはCSVでのインポート/エクスポートに対応していますが、勘定科目の対応づけなどで手間がかかることがあります。乗り換えるなら、年度の区切り(1月)が最もスムーズです。
Q3. 簿記の資格がないと使えませんか?
不要です。特にfreeeは簿記の知識がない前提で設計されています。マネーフォワードもガイドが整っているので、資格がなくても問題なく使えます。ただし、借方・貸方といった基本用語をなんとなく知っておくと、エラーが出たときの対処が早くなります。
Q4. スマホだけで確定申告まで完結できますか?
日々の記帳やレシート撮影はスマホアプリで十分できます。ただし、確定申告書の最終確認や提出は、画面の広いパソコンのほうが圧倒的にやりやすいです。金額の見落としを防ぐ意味でも、最後はパソコンで確認することをおすすめします。
Q5. 副業が会社にバレませんか?
確定申告書の第二表で、住民税の徴収方法を「自分で納付(普通徴収)」にすると、住民税の通知経由で会社に知られるリスクは大きく下げられます。ただし、これは絶対ではありません。そもそも就業規則で副業が禁止されていないか、先に確認するのが最優先です。
📚 青色申告の仕組みをもう少し深く理解したい方は、書籍で体系的に押さえておくと安心です。
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